グアムとサイパンの間にあるロタ島は静かで清潔な島。 美しい海岸はCM撮影などでも使われることが多い。 グアムやサイパンと同じチャモロの人たちが暮らすが、観光化が進んでいないために生活ぶりはのんびりと素朴。
透明度のよいマリアナ諸島の中でも群を抜いて透明度が高く、ワイド写真派には抜群のダイビングサイトが集まる。
ハルノンドロップ
島の南端に位置する半島の先は陸から続く崖っぷちになっており、その急傾斜は水深50mを超えてもまだ続く。 ロタの中でも最高の透明度となるハルノンドロップの水の色は青くない。
無色透明なのである。 ダイバーはまるで空間に浮いているようだ。 ボートからエントリーするとバディ同士の距離が遠い。 この透明度のせいで感覚が狂っている。 どれだけ離れていてもバディが見える。
この美しすぎる水はある意味危険だ。 水面から中を覗くと水深50mの岩場に群れるギンガメアジが見える。 あまりの透明度で餌が少ないのだろう魚の姿は少ない。 しかし、潜りなれたベテランダイバーにとってもこの透明度には驚愕するだろう。
松運丸
やはり島の南にあるのが松運丸というポイント。 水深35mの真っ白な砂地に松運丸という貨物船が沈んでいる。 透明度のせいで、すでにボートの上から沈没船のシルエットがわかる。
沈船の写真をきれいに撮りたいなら松運丸が最高だろう。 抜群の透明度が手伝って、真っ白な砂地に静かにたたずむ松運丸の美しいバウ全体を写し撮ることができる。 トラック環礁でも、ブスアンガ島でも、沖縄でもこんなにきれいな沈船の写真は撮れないだろう。
ロタリゾート
ツアーで宿泊するのはロタリゾート。 観光客の少ないロタには小じんまりしたホテルがいくつかあるが、ロタでは一番大きなホテルとなる。 広大な敷地を生かしてゴルフコースやバーの着いたスイミングプールなど、施設は充実している。 客室は清掃が行き届いた広々としたコンドミニアム。
ツアーの楽しみ
ロタは町も水中もとにかく風景の美しい島だ。 難しい理屈は何もいらない、だまって見ているだけで肩の力が抜け心も溶かされる。
お金で買う癒し商品ではなく、島にいること、島の空気を吸っていること、その風景に溶け込んでいること自体が癒しになるスローなツアーを楽しみましょう。




















