活動記録

ブスアンガ島 ダイビングツアー (2009/3)

ロングツアー報告

090328apo.jpg予定表にないツアー。 「休みがとれるからどこか特別な場所に行きたい!」との声にお応えしたプライベートツアーのご報告です。 行先はほとんどの人が聞いたこともないフィリピンのブスアンガ島です。

ブスアンガ島になったわけ

長期でしか行くことができないマーシャル諸島にあるビキニ環礁でのダイビングが元々のリクエストでした。 しかし、PADIの旅行部門に問い合わせてみると「現在は政府関係者か軍関係者しか入れない」との回答。 これでは行くことができませんから、ビキニ環礁に匹敵するSPな場所を探し始めました。 ブスアンガのことはハッキリ言って忘れていました。 というよりも、ツアーを企画する私自身行ったことがなかったのです。

どこにしようか決めかねてフィリピンあたりの地図を見ていたら、「あそこは沈船だらけで楽しいよ」とずいぶん昔にスイス人が言っていたことを思い出したのです。 1992年頃の会話です。

最初はブスワンガだとばかり思っていたのですが、調べていくとブスアンガ島。 コロンという町の沖合が沈船だらけのポイントだということが分かりました。 ブスアンガのすぐ近くに小さな島があり、ここにリゾートがあることも分かりました。 名前は「クラブパラダイス」。 この中にジュゴン(デュゴン)ダイビングセンターというダイブセンターがあることも分かりました。

ここに決定です。

成田の墜落事故の影響かフィリピン航空の問題か

24日、マニラに到着し、国内線ターミナルに向かったところ、予定していた乗継便のカウンターの前に何人かの人々が立ちつくしています。 荷物もカウンターの前に並んだままで、飛行機に積み込む様子もない。 ダブルブッキングでした。

係員の話では成田の墜落事故の影響があり、ダイヤが乱れているそうです。

それとダブルブッキングの関係がよくわからないところですが、とにかく、定員45人ほどの飛行機で29人のダブルブッキングとは! これではいつまで待ってもらちが明きません。 解決策は一つ、他社でもいいからチャーター便を飛ばすこと。

しかし、それは叶わず、私たちはマニラ一泊になりました。 5つ星ホテルのヘリテージホテル。 それも、広くて気持ちの良いツインルームを一人1室。 これはこれで快適です。 隣がゴーゴーバーだという話でしたが、ツアーだし、明日早いし、いろいろで、結局ここにはいかず。 マニラの雑踏を1時間ほど散歩して夕食となりました。

宿泊費、ディナー、朝食はフィリピン航空持ちで、フィリピン国内ならどこでも1往復できる特別チケットも貰いました。

ブスアンガ島

ターボプロップエンジンのドルニエという飛行機でブスアンガ入り。 空港は奇麗で、ロコ御用達のトラック島の空港より立派に見えました。 とは言うものの降りた人間は30人程度で、日本人は私たち3人だけ。 ここからは、クラブパラダイスのスタッフによる送迎です。 ちょっと古めのハイエースでダートコースを走ること40分ほど。 ジャングルを抜け、痩せた牛の放牧地帯を抜け、戸が見当たらないヤシで葺いた屋根の小さな家がいくつか集まる集落を抜け、木造の学校の横を通り、ハイエースはもうもうと砂埃を巻き上げながら疾走しました。 ダートコースの最高速度は80km! 想像を絶する熟練と反射神経です。 まぁ、なにも飛び出してくることはなさそうでしたけれども。

ランドクルージングの終わりは小さな入り江。 ここからはアウトリガーの船でさらに40分ほどの移動です。 ずいぶん時間がたち、もう午後のような気がしましたが、時計を見るとまだ朝の8時でした。

これがクラブパラダイスか!

小さな島が見えてきました。 砂浜があります。 コテージや大きめのレストハウスが見えます。 実に真っ白な砂の上のデッキチェアに寝そべる人の姿が見えます。 足元の海は紺色からエメラルドグリーンに変わりました。 浅瀬に船が付くといよいよ上陸です。

黄色のスタッフTシャツを笑顔の明るい女の子に案内され、テラスでまずはレセプション。 やはり黄色系の華やかな開襟シャツを着た日に焼けた細身の男性3名によるギター演奏と歓迎の歌と、冷たいジュースでのお出迎えをしてもらいました。

人が少なく清潔で静か。 いいリゾートです。

木には黒いビニールのゴミ袋のような無数のフルーツバットがぶら下がり、時折ギャーギャー大騒ぎをし、崖と沼には1mを超すオオトカゲ、モニターリザードもいて・・・やっぱりいいリゾートです。

時計を見るとまだ10時前。 1時間後からビーチダイビングすることになりました。

恐るべしハウスリーフ

白い砂浜でダイビングするとどんな感じなのでしょう? 考えてみれば、今までこんな砂浜から海に入った覚えがありません。 どこまでも砂だけなのでしょうか? それじゃあちょっと飽きてしまうかも・・・

ところがびっくり、入って5分後にはカメが登場。 人懐っこいカメで全然逃げることがありません。 その後にはトウアカクマノミ。 このクマノミは沖縄でまれに見ることができる程度の、日本ではとっても珍しい種類です。 そのトウアカクマノミが砂地にポツンとあるイソギンチャクの上を忙しそうに行ったり来たりしています。 すかさず、ビデオに収めます。

またカメの登場です。 今度は、二人のダイバーを引き連れています。 一人はここのダイブマスターで、一人はドイツ人のおじいさん。 後で聞いたところ、この人は1931年生まれで、第2次世界大戦開始前の生まれでした。 毎年1ヶ月近くこの島で滞在するという旅行をもう18年も続けているそうです。 お子様は皆おとなになっているので、奥様と二人でのご旅行だそうです。 この人がどうもカメとかサメが大好きなようで、見つけるとどこまでもついていってしまう。名古屋に1961年以来の友達がいるそうで「おはようございます」などのちょっとした日本語も知っていました。

アポリーフ

さて、楽しみにしていたアポリーフ。ボートで4時間ほど走ってようやく行くことができる特別な場所です。この海については映像でお楽しみください。

アポリーフとブスアンガのダイビング動画を見る人はここをクリック(8MB) 

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